出産 入院7日目~・・黄疸とは?~
母乳もちゃんと出るようになってきたし、パンパンなおっぱいもやっと収まってきた。
が、助産師さんからはかなり問題乳として目をつけられている。特に左乳。
もうすでに入院7日目の私は、自然分娩(誘発だが)としてはかなり長時間滞在しているので(通常7日間※初産婦 のところを私は破水先行だったので+2日間滞在していた)部屋のメンバーも総入れ替えとなり、なんとなく気分はベテランの域に達しようとしていた。
となると不思議なもんで、気持ちも幾分らくになってきており
ま。あせっても無駄無駄。
なーんて思っていたら、7日目になんとなく一人の助産師さんが「黄疸」について触れた。
「赤ちゃん、相変わらず黄色いね~。でも小さく産まれてきたからしょうがないのよね」・・と。
今までも黄色い黄色いと言われてきたが、私にとっては一人目で尚且つ無駄に知識を入れて怖がるのも嫌だったのでまったく出産・育児書を読まなかったのだが
なんと新生児は黄色すぎると問題らしいではないか。
生後すぐの赤ちゃんは「黄疸」というものがあり、ある一定数値を超えてしまうとほぼ1日蛍光灯のカンカンと光る容器に入れられアイマスクをして母と隔離され、はたまたそれでも数値が良くならないようであればまたその繰り返しを・・・というなんとも母泣かせな治療があるらしい・・。
黄疸の対策としては、おっぱいを飲み、排泄をこまめにすること。だというが
うちの息子は産まれた体重が2570グラムととっても小さく、母乳を飲んでも飲んでも、うんことおしっこを出しても出しても黄疸の数値が微妙な値をウロウロしていたのだった。
私は助産師さんの前では気丈に振る舞ったが、ベッドで一人黄疸を調べ赤ちゃんが容器に入っている画像を見ると、もうこの病院では泣くことはないだろうと思っていたのにポロポロと泣いてしまった。
お腹が空いただけで、オムツが汚れただけで泣く息子なのに、こんな容器に1日入れられてすやすやと眠れるはずもない。
気にしすぎかもしれないし、治療なのでしょうがないじゃん?と思えなくもないが小さく産んでしまってごめんね。と一人声を殺して泣いた。(おおっぴらに泣いたのがバレるとまた目をつけられてしまうから(笑))
とにかく黄疸をなくすには、一におっぱい。二におしっことうんちをさせること。ひたすら息子には乳を吸わせた。
世のお母さんは、産んで1週間の間にこんな試練かあるのか・・。
うちはまだ健康なほうだからましなのかもしれないけど、子供が病気というだけでこんなにも母は涙もろくなってしまうのか。
母強し・・となるにはまだまだ時間がかかりそうなことが分かった一日だった。