出産 入院2日目 ~促進のために海藻を入れてみます~
入院2日目の朝は、睡眠9時間というとても目覚めがいい朝となりました。
破水した土曜日はとっても暖かい、過ごしやすい気候だったのが日曜日は一転して極寒。
ちなみに、2月の出来事です。
朝起きて、食事をいただいてモニターつけて。
破水すると細菌などが入らないように、点滴で菌から体を守り尚且つ風呂はもちろんシャワーも禁止となるのですが、その時点で私が感じていたことは
早くこの点滴を取りたい!の1点だけ。
30歳の私が入院したのは今回が初めてで、点滴はもちろん、血液検査もこの出産をきっかけに結構な頻度で行っていましたが、これが苦痛!
我慢できないほど痛いわけではないけど、点滴の針がくっついている自分の腕を見るとなんとも言えない気分になって、地味にジンジン痛むし早く産んですっきりしたかった。
2日目は日曜日だったので、今日出産というよりも明日の平日月曜日に出産できるように準備をしていきたい。と助産師さんから伺い、内診(早く点滴辞めたい)と思ったのですが、陣痛がこない自分が悪いのでそりゃ仕方ないよね。と思いながらベットに横になり体を休めていました。
夕方に、内診しつつ様子をみてバルーンを入れてみよう。と昼過ぎくらいに言われ私の脳裏に母からの言葉が浮かびました。
これがバルーン・・・
私の母が弟を生んだときに、どうにも陣痛が来なくてバルーンを入れたがそれがまた痛かったと・・
そのバルーンを入れる時が私にも来てしまった・・・。
その時初めて、内診を嫌がって出産を早めようとした罰が。腹の子の準備はまだ先だったのに無理に運動なんかして焦らせようとして。とこの一週間の出来事を反省したのでした。
夕方になり、内診をするとまたしても「子宮口1センチ」
先週から何も変わってないー・・!
急きょ、バルーンでなく 「水分で増える海藻のようなもの」 を13本子宮口に突っ込む形となりました。
これが海藻 ラミナリア。
ワカメみたいなイメージだったけどそこは医療の世界。予想の斜め上をいってます。
この海藻、たかが13本ですが存在感がはんぱなくなんとなく下腹部が圧迫されており気持ち悪い。
(そもそもこれも入れるのが痛い、と聞いていたが私は全然痛くありませんでした。
破水でチョロチョロ流れてた水が潤滑油的な役割をしていたっぽい?)
そして水分を含ませたガーゼを膣の中に蓋するような形で入れるのですが、それもまた違和感。
歩くのもなんとなく蟹股になりつつ、病室に帰り横になったのですがその時点では
でもまあバルーンじゃないから、言うほど痛くない。ラッキー?と思っていました。
病院側からすると、本当はバルーンを入れたかったが子宮口が1センチなので入れられなかった。というのが本当のとこなのですが、その時の私は知りません(笑)
でも、1点問題があり
この海藻、おしっこするのに膀胱を圧迫してクッソ痛いんです!
初めは「!?」って感じで意味が分からなかったのですが、試行錯誤の結果
下腹部の肉をちょっと上(胸の方)に寄せる と膀胱の圧迫が取れておしっこができることが分かりました。
この辺りから、自分は尿がしたいのか 下腹部の圧迫でそういう気持ちになっているのか自分の体がよく分からなくなってくるジレンマを感じました。
海藻を入れたことが功をそうし、夜9時には弱いものの念願の陣痛が開始。
夜0時を迎えるころには10分間隔くらいの陣痛がやっとこさきました。